* こんなことを考えて指導をしています *
大学生時代よりピアノの個人指導をはじめ、24年になります。その間、色々な生徒さんやご父兄の方がたに出会い、多くのことを学ばせて頂きました。
2007年度後半に産休をとらせていただきまして、2008年2月よりまた、教室を再開しております。今は育児とレッスンを両立させながら、楽しくレッスンを行っております。
私の信念として、それぞれ子供にあった教え方をしていくことを大切にしています。一人一人が、どんな目的で、どんな風にピアノを習得していきたいかを把握して、決して型にはめず、それぞれの頑張り方を応援しています。
その上で良いところは伸ばし、不得意な部分は補うということで、少しずつ先に進んでいけることを目指しています。
子供達にそれぞれ個性がある以上、簡単ではないこともありますが、普段からピアノやレッスンのことはもちろん、その他の色々な話も沢山して、コミュニケーションの中から生徒たちのことを知っていくことも大切だと思っています。
ピアノの道を専門として進む人も、また習い事としてピアノを習っている子供も、私はまず音楽の楽しさを一番に教えたくて教師を続けています。
また楽しいと思えるためには、ただ教室に通うだけでなく、習っていただいて上達していくことが不可欠だと思っています。最終的には、自分自身でどんどん楽器や音楽が楽しめ、生活の中に取り入れることができるような人になって欲しいと願っていますので、音楽に必要な教養の部分についても、色々な角度から積極的に指導をしています。
上達したいと思うかたにとって大切なのは、音楽とふれあっていたい、上達したいと思う信念があるかどうかだと、私は常に思います。単なる習い事でも、やるからには何らかの意味を持って取り組んでいただきたいのです。
専門に進む人でなくても、ピアノを続けていくことを通してなにができるのか?このようなことも時には、生徒さんが例えば進路や他のことで悩んでおられるときに、一緒に考えて戴く場合があります。
作品をきちんと理解できる力をつければ、より正しく美しく弾け、より上級の曲への取り組みにもつながっていきます。こういったことの積み重ねは、ピアノ以外のことにおいても、理解力や考え方に活かせるものと思います。
また私はピアノという楽器を通して、それで自分自身を表現できたら、こんなに素敵なことはないと思います。
自己表現の場、なんでもいいと思います。楽器に限らず、絵でも文章でも、自分の気持ちや個性が出せるものがあれば人間的に心豊かに生きていけるのではないかと思うのです。
さらに、完成度やより内容の深い表現を追求しようとすれば、そのために自分をいろいろな面から磨いていくということにもつながり、やはり自分自身が豊かに成長することへと繋がるのではないでしょうか。
また習い事とはいえ、課題や困難な壁を乗り越えることが出来たとき、そのパワーと自信は、人生における他の何にでも通用する糧となることでしょう。
ある程度ピアノを学んでこられて、希望される方には、各種コンクールへの指導も行っております。
指導する立場としましては、コンクールを受けるまでの過程はとても大切で、そこから得られることも数多くあると思っています。
生徒さんご自身にも、たとえ小さな方でも、積極的に一緒に考えていただきながら、自分の演奏を完成させていくことが、大切なことといつも思っておりますし、その結果色々なことが身についてこられます。
また、本番のステージ上でしか学べないこと、ステージ経験から得られることも沢山あると思っています。
そういう意味で、コンクールはとても有意義なものだと感じます。 また、結果・講評をどのように受け止め、それを次にどのように活かしていくのか、ということがとても大事なことだと考えています。
コンクールや、コンクールの他にもピアノステップ等、年に一度の教室発表会以外のステージに立たれている生徒が、現在多くいらっしゃいます。
ピアノ学習において公開演奏の場は、無いよりあったほうがよい、と私は考えています。ステージ経験からしか得られないことも、個々の能力を確実に高くしてくれます。
教室発表会は、2015年9月5日に、第16回目となる生徒発表会を開催しました。小さな子から大きな子までの大勢での発表会でしたが、その子なりの頑張りがあり、曲の理解・完成度を大事にしてくれたかたが多くみられたのが、何より嬉しかったです。
当日の演奏も大切ですが、他人の演奏を聴く機会というのもまた大いなる勉強になると、普段より考えています。そして、発表会に向けてのプロセスや、気持ちの持ち方を何より重視して、生徒達を見ています。
毎回、発表会では、それぞれ何か、音楽やピアノに関する新しい発見をしてくれていることと感じています。
- ピアノ個人レッスン
ピアノレッスンは、教室で私が指導する他、、現在1名の先生に出張レッスンをしていただいています。
- ソルフェージュ・楽典・音楽理論・作曲など
ソルフェージュは、ピアノレッスンの際に個々に必要な内容を行います。
演奏以外の学習をたくさんされたいかたもいらっしゃいますので、現在専門の先生に来ていただき、希望者のみ習得度や学年に応じたクラスを設定して、学んでいただいています。
ピアノレッスン
- 永井 美樹
3歳よりピアノを習い始める。大阪音楽大学附属学園にてソルフェージュ、音楽理論・作曲の基礎を学ぶ。
大阪教育大学小学校教員養成課程音楽科ピアノ専攻卒。第一種小学校教員免許、第一種中学校・高校音楽科教員免許取得。
これまでに、ピアノを山本令子・田中紘二・深美裕子・長嶋敏明氏に師事。
現在は兵庫県三田市を中心に、進学指導、コンクール参加、発表会など積極的に行っている。
全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。日本ピアノ教育連盟(JPTA)会員。
日本クラシック音楽コンクール審査員
PTNA ステップアドバイザー
2000年11月 関西学院大学111周年記念、新カレッジソング「Crescent」作曲者。
2012年度 PTNA新人指導者賞。
2013年度〜2018年度 PTNA指導者賞
第25回 日本クラシック音楽コンクール 優秀指導者賞
第19回 ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 幼児指導者賞
近年の指導実績はこちらからご覧ください。
- 宅見 優里先生 (出張レッスン)
大阪音楽大学を優秀賞を受賞し卒業。同大学音楽専攻科修了。
ピアノを中尾園子、福井達子、井沢利の各氏に師事。
ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団と協奏曲ソリストとして共演、
京都フランス音楽アカデミーに公式伴奏者として参加するなど、ソロ・室内楽の分野で研鑽を積んでいる。
また、ピアノ指導者としても活躍している。
ソルフェージュクラス
- 高木 日向子先生
県立西宮高校、大阪音楽大学作曲科卒業後、現在大阪音楽大学大学院作曲専攻修了。
大阪音楽大学附属音楽院ソルフェージュ講師。
住所 兵庫県三田市けやき台6丁目 最寄駅 神戸電鉄 ウッディタウン中央駅 徒歩7分
JR 新三田駅 バス12分 けやき台6丁目バス停より徒歩1分